【素朴な疑問】着物で踊る芸妓…夏は暑くないの？　7～8月限定の特別ルールも／さっぽろ芸妓日記vol.27

向かって左側がふみ代ちゃん、右側がこと代です。

お稽古場で偶然ふみ代ちゃんとお揃いコーデになっていたので記念にパシャリ。

写真を見てお分かりいただけると思いますが、芸者衆独特の着こなしになるのでしょうか、浴衣にお太鼓帯をしめ、足袋を履きます。（通常は浴衣の時は素足に下駄になります）

このようなスタイルですと、浴衣とはいえ少し“フォーマル”ということになります。
ですので、もしリハーサルや打ち合わせがある際はこの着こなしになります。

お洋服を選ぶように、浴衣の反物を選ぶときもわくわくが止まりません

職業柄なのか、私は写真のようなシンプルな古典柄の浴衣を好んで着ますが、カラフルな浴衣も可愛いくて大好きです。

夏は街中に浴衣姿の方が増えるので、これぞ日本の夏！という感じがして見ているだけで心が踊ります。
普通の着物と違ってさらっと着られますので、是非たくさんの方に楽しんでいただけたらと思います！

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連載「さっぽろ芸妓日記」

文：さっぽろ名妓連 こと代
編集：Sitakke編集部IKU

＜「こと代」プロフィール＞
札幌生まれ、札幌育ち。2018年にお披露目して以降、現在も最北の花柳界「さっぽろ 名妓連」で芸妓として活動中。開拓期から続く北海道の花柳界文化をたくさんの方に 知っていただくべく日々奮闘中。飼い猫達と遊ぶことが日々の癒し。

※掲載の内容は記事執筆時（2025年8月）の情報に基づきます