札幌市では『ねこたまご』と連携。
ほかの保護ネコの団体とも情報を共有し、小さな命を守っています。
生後まもない子ネコに特化して、保護活動を続けて14年目。
『ねこたまご』では、これまで2200匹を超えるネコを保護して、1900匹ほどが、新しい飼い主に巡り会えました。
新しい飼い主の候補もこの日、『ねこたまご』を訪れていました。
不妊手術やワクチンの接種、譲渡を受ける際の年齢制限のほか、引き取った後、一定期間、ネコの様子を報告するなど、飼い主になるためにはいくつもの約束事があります。
行き場を失うネコを少しでも減らしたい。その一心で、活動は続けられています。
『ねこたまご』の後藤志帆代表理事は「動物を迎えて、最後まで飼ってあげられるかどうかをきちんと考えてから、家族として迎える。これだけを徹底していただきたいと思っています」と力をこめます。
たくさんの人の手が結ばれ、ネコたちの小さな命をつないでいます。
環境省の集計によると、全国各地の自治体では20年前の2005年度は、引き取ったネコ22万6702匹が殺処分されていました。
それが2023年度、6899匹にまで減っています。
こうした背景には、法律の改正が重ねられたこと。
そして『ねこたまご』のような保護団体と自治体の連携が深まっていることなどの理由があります。
札幌市では「殺処分ゼロ」ということですから「積極的に保護猫を引き取ろう」という意識も、たくさんの人に広がっているとみられます。
そして、子ネコと向きあうボランティアの方の取り組みをみていると、改めて動物を飼う事の大変さ、飼いきることの責任にも気づかされます。
当たり前のことですが、人の手を無くして生きられない小さな命を最後まで守っていく、その覚悟が必要です。
連載「じぶんごとニュース」
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年6月27日)の情報に基づきます。
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