2025.08.13

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2時間おきのミルクでつなぐ子ネコの命…殺処分ゼロの背景にある新しい家族へのバトン

24時間見守る“ミルクボランティア”

『ねこたまご』が保護した、生後1か月に満たない2匹。
名前は“三日月”と“新月”です。

お世話をする玉田美紀子さんは“乳飲み子ボランティア”と呼ばれるメンバーの1人です。

生まれたばかりの子ネコはしばらくの間は食事や排せつができず、2~3時間おきにミルクをあげる必要があります。

「子ネコは1時間起きて2時間寝るみたいな感じ。ミルクを飲まないとか、薬を嫌がるとか、あと下痢が一番大変ですね。あと私も寝不足になるのが大変」

ネコの保護活動に取り組む『ねこたまご』のボランティアスタッフは、約100人。
15人が“乳飲み子ボランティア”として、離乳期を迎えるまでの約1か月間、毎日24時間、小さな命と向き合うことになります。

玉田さんの手を離れると、次は、離乳期の預かりボランティアへ引き継がれます。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

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