今年も新そばの季節が到来!安平町遠浅(とあさ)地区にある「そば哲 遠浅店」でも新そばの提供が始まったとのことで、早速食べに伺いました。こちらのお店、2012年、2017年とミシュランのビブグルマンに選ばれているお店なんです。
「そば哲 遠浅店」は古民家をそのまま店舗として利用しているので、まるで親せきの家に遊びにきたかのよう。懐かしい雰囲気でリラックスしてお蕎麦をいただけます。
ほかに陶芸のギャラリーを兼ねた席が奥にあり、お庭を見ることができます。運が良いとエゾリスに出会えることも!
筆者が伺ったときにも姿を見せてくれました。
席は電話で予約することもできるそうなので、事前にご確認されるのをおすすめします。
「そば哲 遠浅店」のそばは、道内産のそばを仕入れ、一部は自家栽培のそばを使い、お店で製粉(自家製粉)を行っています。大きさの違う石臼2つを使って挽き、それをブレンドすることでそばの食感や香りを楽しめるように工夫されているそう。
新そばは、別メニューとして提供するそば店が多いなか、こちらでは、新そばの提供がはじまるとすべてのメニューのそばが新そばとなるんです。今年の新そばは、まずは富良野産のそばから提供がはじまり、知床産のそばも加わって両方のそばを使っていくそうです。
天ぷらは、店舗敷地内の畑で栽培されている野菜がおもに使われています。旬の採れたての野菜がいただけるのは嬉しいですね!
単品メニューで筆者がおすすめするのが『手作り豆腐の厚揚げ』。
注文が入ってから揚げてくれるので、外はカリカリで中はふわふわの食感が楽しめます。豆腐の味が濃く、そのままでも美味しいのですが、添えられた大根おろしで食べるとまた違った味わいが楽しめます。
「そば哲 遠浅店」の敷地にあるお庭は、自由に散策することができます。食事が終わった後に散歩される方が多いよう。
初秋のこの時期はブドウが実をつけ、ハギの花が咲いていました。
不定期でそば打ち体験や、7月中旬には庭でジューンベリー狩りとジャム作りの体験なども行われているそう。
「手作りにこだわった料理、自家栽培の食材を使った料理をこれからも提供していきたいです」と店主の松平さん。旬の食材と美味しいお蕎麦とお庭の花々、そしてあたたかい接客で心も体も癒されること間違いなしのお店です。
■住所: 北海道勇払郡安平町遠浅594
■電話番号:0145-22-3733
■営業時間: 11:00~15:00
■定休日 :木曜(祝日の場合は営業)
■公式HP:https://sobatetsu-toasa.com/
■公式Instagram:@sobatetsu_toasa
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今回ご紹介した「そば哲 遠浅店」のこだわりは、天ぷらや漬物に使う「野菜」にも!
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