あっという間に行列に

「ちくわパン」をはじめとした魅力的なパンは広く知られていますが、羽幌にやってくるのは初めてです。

企画した2年の有野友那さんは「札幌に行って食べたときに、すごく美味しいなと思って、種類も豊富だし、幅広い年齢に食べてもらえるなと思ったので呼んだ」と話しました。

『どんぐり』のキッチンカーは、昼休みの時間に合わせて、高校にもやってきました。
お目当てのパンを買うため、あっという間に行列に!

今回用意したのは、定番のちくわパンや札幌の本店でしか買えないシナモンロールなど、約16種類。
羽幌町ということで、特産の甘エビとタコを使ったコラボパンもありました。

企画した3人も帽子とエプロンをつけて、お手伝いです!

どんぐりキッチンカーリーダーの若原和史さんは「採算は考えていない」と話します。

「町の人たちの幸せをテーマに掲げていたので、どんぐりとしても何か手伝いができないかと、今回やらせてもらった。皆さんに喜んでもらうことしか考えていないので、皆さんが笑顔になれたら、それで全てOKだと思っている」

さらに、町民の笑顔を前に今後の羽幌への出店も「検討したいと思います」と話していました。

羽幌高校では今後、購入者へのアンケート結果などをまとめて、9月ごろに町議や関係者に向けて発表するということです。

ほかの高校でも…商品開発や「フェス」企画

▼オホーツク・雄武高校
高校生がマチの特産品をいかした新しいグルメを考案し、「ホタテせんべい」と韃靼そば粉を使った「韃靼ラーメン」を企業が開発。
道の駅で開かれた試食祭で商品開発の成果を披露しました。

▼十勝・本別高校
知名度アップや交流人口の拡大を目的に音楽イベントを開催。
高校生が地元企業に協賛を募り、アーティストはSNSで出演交渉。

人口約6000人のマチに1800人を集客しました。
失恋ソングの女王「さとうもか」さんや、湘南乃風のHAN-KUN(ハンクン)さんなどが出演しました。

高校生が授業を通じて身に着けていく「未来を切り開く力」に注目です。

連載「じぶんごとニュース

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年7月22日)の情報に基づきます。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

https://www.hbc.co.jp/news/

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