2025.07.30
育む思えば、生まれたばかりのころは、ひとつひとつが感動の連続でした。
「寝返りできたの!?すごいすごい~!!!」
「あっ!笑った!こっち見てるよ!」
「歩いた!歩いた!」
きのうまでできなかったことがきょうはできた!と、目の前の小さな成長を大切にしていました。
それなのに…
最近の私は、全然違う。
「あの子はこんな習い事を始めたみたい」
「あの子はあんなに絵が上手!」
「あの子はもう漢字を書いたり、掛け算・割り算もやっているんだって」
周りの子と自分の子を比べて一喜一憂。
周りの子だけではありません。
“昔の自分”と“自分の子の今”を比較していることにも気が付きました。
家で宿題を一緒に進めながら、「暑い~」「疲れた~」と、1問解くたびに姿勢をぐにゃ~っとさせてやりたくなさそうな姿を見ると…
「昔の私はもっと集中して勉強に取り組んでいたよな…」
「こんなところではつまづいていなかったはず…」
なんで集中力がないんだろう。
なんでケアレスミスをするんだろう。
気が付くと私はこうちゃんの“できたこと”ではなく“できていないところ”ばかり目につくようになっていました。
こんな私に傍で見られていたら、息苦しくて宿題も進まないでしょう。
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