2025.07.29

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「嘘を抱えて辛い…」結婚を考えている相手への悩みに自分を“二の次”にしないアンサーは【お悩み#90】

はーい皆さん、ごきげんよう!満島てる子です。

先日、参議院選挙が行われましたね。

今回の選挙戦は、あたしにとっては穏やかなものではなく。
特定の属性を「第一」とすることで、その他の属性を持つ、えてしてマイノリティの当事者たちを「二の次」に、あるいは用に応じて攻撃(言ってしまえば、差別)の対象にしてしまうような言説も、一部の候補者たちの間に見られたりもして(LGBTQに関する種々の発言も、しばしば取り沙汰されていましたね)。

自分の手の中にある短冊形の紙が、どうかそうした差別を許さない社会の実現につながってくれますようにと。
票を投じる際にあたしは、そう強く願わざるにはいられませんでした。

ライター・満島てる子

……と、いきなり選挙の話からスタートしてはしまったんだけれど。

あたしね、実はちょっと最近、この「第一」「二の次」という話で反省したというか、考えさせられたことがあるの。

それはね、この区分けって少なからず、自分も含めいろんな人たちが気づかずに前提にしてしまいがちなもので。
しかもその前提によって、陰ながら苦しんでいる人がいるんじゃないかなぁって。

こんな反省をしているきっかけになったのは、選挙だけでは実はありません。
こちらのお手紙、ぜひ紹介させてください。

読者のお悩み 結婚を考えている彼女に「バイセクシャル」であることを伝えられず、でもゲイ友だちの前では…

RYOMAさん、こんにちは。
「真剣」なんて言葉じゃ片付けられないような深い悩みを打ち明けてくれて、本当にありがとう。

これまできっと、彼女といるときは間違いなく幸せだったろうし、ゲイ友と交流するときだって、あなたなりに楽しくずっとやってきたんだろうけれど。

どっかこっか"いずい"(北海道方言ですね苦笑)というか、喉に魚の小骨が刺さったようなしんどさを抱いたまま、日々を送ってきたところ、きっとあったんだろうなぁ。

「嘘を抱えていて辛い」という一言が、あたしの胸には小骨千本まとめてぐらいの勢いで突き刺さってきています。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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