定員10人の「稲作経営学科」です。
なぜ今、新設されるのでしょうか。
キャンパスが十勝地方にあるため、これまで「稲作」を希望する学生の受け入れは、北海道深川市にある拓殖大学北海道短期大学に委託してきました。
しかし、拓殖短大は1月、少子化による志願者の減少を理由に2026年度以降の募集停止を決定。
2027年の3月末には閉校となる見通しです。
さらに、農家の人手不足の問題もあります。
政府は、備蓄米の放出とともに、生産量を抑えてきたこれまでの政策を見直し、米の増産へ舵を切りました。
しかし、北海道内では高齢化や後継者の不在で稲作農家が減少しています。
育成機関まで減れば、北海道内のコメ作り自体が危機となりかねない状況なのです。
農業大学校の見学会を訪れた「稲作」志望の高校生は。
「小さいころは違う将来を考えていたが、祖父から続いているから、それを継ごうかなと思った」
「家族で協力してやっているのを昔から見ていて、そういうところがいいと思った。支援などがもっとあれば新しい人も新規参入しやすいかなと」
コメ作りの未来をどう描くのか、対策が急がれます。
連載「じぶんごとニュース」
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年6月17日)の情報に基づきます。
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