2025.08.13
暮らすHBC テレビで、毎週月~金曜ごご4:50~7:00に放送中の情報ワイド番組「今日ドキッ!」。
北海道のさまざまな話題をご紹介している「今日ドキッ!」から、選りすぐりの情報をお届けします。
学校に行って、高校生たちのリアルな声を聞きました!
熱中している あれや、これ…イマドキの高校生はどんな学校生活を送っているのでしょうか…。
今回は、三笠にお邪魔しました!
市内で唯一の高校、三笠高校は、全国でも珍しい“食のプロを育てる高校”です。
調理と製菓のスペシャリストを目指す生徒が全道から集まり、腕を磨いています。
札幌出身の須藤 颯心くんに三笠高校に入学した理由を聞きました。
須藤くん:「えっと、料理男子がモテるから(笑)中学3年生のときに、やっぱモテたくて、やっぱ料理男子はモテるよなと思って…」
世永アナ:「実際来てみてどうですか?」須藤くん:「いやちょっと思ってたのとは違うなと(笑)」
続いても札幌出身の髙久 翔太郎くん。
とてもまじめそうですが、意外な答えが飛び出します。
世永アナ:「調理師コースってどんな勉強しますか?」
髙久くん:「週に1回、調理実習の時間が1日あって。あとは、普段の授業の中に食品衛生とか、公衆衛生とか、栄養みたいな勉強をしています」
世永アナ:「どうして調理師コースを選んだんですか?」髙久くん:「うんと…料理できたら、モテるのかなって(笑)」男子生徒:「意外だわ!」
三笠高校に進学を決めた理由はそれぞれ。
食材への強い情熱が、そのまま将来の夢につながったという生徒も!
佐々木くん:「僕卵が大好きで、三笠高校に来たら、自分でおいしい卵料理いっぱい作れるかなと思ってここを選びました。」
世永アナ:「卵が好きだったのはいつから?」佐々木くん:「生まれたときから(笑)」
世永アナ:「卵の良さってどんなところですか?」佐々木くん:「卵は、その1個でもう完成されてるじゃないですか。もう味も栄養素も、全て完結してて、これより素晴らしい食べ物はないんじゃないかなって」
実は佐々木隼一くん、小3まで卵を食べたことがなく、初めての卵かけご飯は衝撃のうまさだったとか。
将来の夢を聞いてみると…
佐々木くん:「将来は養鶏場を開いて、養鶏場で作った卵で飲食業をしたいなと思っています」世永アナ:「養鶏場から手がけたいんだ」佐々木くん:「はい」
続いて自ら手を挙げてくれたのは、調理師コースの中邨 駿介くん。
中学1年で三笠高校を知り、進学を決意。
そして入学後、人生が思わぬ方向へ!
世永アナ:「この高校に来てよかったなって思うことは?」中邨くん:「えっと、めちゃくちゃ明るくなりました」
世永アナ:「1年生の学校祭で僕の人生の転換期があって…1年生の学祭で女装して踊ったんですよ。そこからはもう何も怖いものがなくなって…」
そのときの様子がこちら!
世永アナ:「周りの反応はどうだったの?」中邨くん:「うわぁキモっ!みたいな(笑)」
世永アナ:「逆にそれで人生変わったの?」中邨くん:「もう人生変わりました…。いや、もう本当に人と話せなかったんですけど…」
中邨くん:「ステージに立った瞬間からみんなの反応がブワッと変わったんですよ」
世永アナ:「快感?」中邨くん:「もう快感です!」
三笠高校は、全国的に見ても大変珍しい部活があることで有名です。
中でも、調理部の生徒たちが自ら運営する、レストラン「まごころきっちん」、
さらに、製菓部の生徒が製造から販売までを行う洋菓子店「シェリー」は、三笠高校を代表する部活動として話題を集めています。
高校生レストランは主に、週末にオープン。
店に一般客を迎え、実践で通用する力を養います。
製菓部に所属している今関 風子さんもそのひとり。
今関さんがパティシエになりたいという夢を持ったのは5歳のころ。
三笠高校入学の決め手は、国家資格が取得できるということでした。
今関さん:「高校生で製菓衛生師(国家資格)を取れるっていうのが一番大きくて、早くパティシエとして働きたいっていうのがあったので、三笠高校で学ぶことを決めました。実際にお客様と関わることができて、自分の作ったものを提供するっていうことができるので、そこはすごく恵まれてるなと思います」
調理部に所属している、喜友名 ルカくんが感じているのは、専門知識と実践が両立した、他校にはない特別な環境です。
喜友名くん:「普通の高校生とはやっぱちょっと違うと思うんですけど、やりがいとか絶対他の高校生より充実しているなっていうのは感じていますね」
喜友名くんたちが提供するのは、和食の御膳。
貴重な実践経験を積みながら、誰かの心に寄り添う料理を目指します。
喜友名くん:「自分が料理を作りが作る側に回って、おいしい完成度の高いものを提供するのがやりがいです」
レストラン「まごころきっちん」で提供される人気メニュー、その名も「青春御膳」。
高校生たちが心を込めて作る本格和食。
彩りも味も、まさに青春の結晶です。
喜友名くん:「まず御膳のお野菜の炊き合わせ煮物ですね。こちらは生徒自身が味付けして炊いてます。一番のうちの店の自慢なんですけども、だし巻き玉子で、昆布とかつおを使った一番だしをたっぷりと含んだ巻物で、営業中に巻きたてをご用意させていただいています」
来店客:「大変美味しいです。本当涙が出てきます」
来店客:「だしが効いてるんだと思います。感心しています。プロ級です。プロですね。もうね」
来店客:「ここから巣立っていくんですよね、調理師さんが。頑張れっていう感じがします」
喜友名くんに将来の夢を聞いてみました。
喜友名くん:「いま海上自衛隊のコックになろうとしています」
世永アナ:「どうして海上自衛隊?」喜友名くん:「いま授業で、大量調理って給食を作ったりすることを学んでるんですけれども、それで大量調理がちょっと楽しいなと思っていて。船の上での調理というのも体験してみたいと思ったので、“海上シェフ”に」
世永アナ:「今の生徒さんたちをご覧になっていかがですか?」
斎田先生:「料理が好きで入ってくるという子たちが、自分の抱いている夢に向かって努力をしているっていうところは本当に素晴らしいことだと思います。自ら考えて、お客様を喜ばせることができるプロとしての料理人、またはお菓子職人に生徒たち皆がなってほしいなというふうに思っています」
生徒のみなさんのそれぞれの夢が叶いますように!
三笠高校のみなさんありがとうございました!
※掲載の内容は番組放送時(2025年7月17日)の情報に基づきます。
■ 『北海道ソフトクリームラリー2025』171店舗が参加!とろけるしあわせ巡りで豪華賞品が当たるかも?
■【6選】「たい焼1匹入ります」「採れたて完熟いちごトッピング」函館市で注目のソフトクリーム! #北海道ソフトクリームラリー2025
■【5選】ねこがちょこんと乗って待ってます 北海道本別町・浦幌町の注目ソフトクリーム #北海道ソフトクリームラリー2025
パートナーメディア