2025.07.10
出かけるその正体がこちら。
園内に敷設された1周約2kmの軌道上を走る森林鉄道蒸気機関車「雨宮21号」です! 小さくて可愛らしい見た目をしていますが、ただ公園内を走るだけのアトラクションだと侮ってはいけません。なんと、石炭と木材を燃料とする正真正銘の蒸気機関車なんです。
文化財にも指定されている雨宮号の歴史は古く、1928(昭和3)年に導入されたのち1958(昭和33)年まで実際に木材の運搬に使われていた由緒ある個体です。北海道の山奥で令和になっても実際に走れる状態で保存されているのは本当に貴重だと思います!
雨宮21号の運行日は 4月~10月の週末が中心となっていて、1回の乗車料金は大人800円です。
園内のきっぷ売り場で乗車券を購入し、いざ念願の乗車体験へ。30分間隔でやってくる雨宮21号の出発時間が近づくと公園内にアナウンスが流れるので本当に駅にいるみたいな感覚です。
ホームから機関室をまじまじと見学。手前に積載されているのは燃料の石炭と木材です(小さいけどちゃんと蒸気機関車だ……!)。
しろまるの訪問日は通常の客車に加えて開放的な座席の車両が連結されていました。せっかくだからこっちに乗ってみましょう。
ポーーーッ!!!という元気な汽笛とともに、雨宮21号は駅を発車。こうしてみると本当に汽車の旅に出ているみたいで気分が高揚します。。
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