2025.07.05
深める藤原さんが登山を始めたのは10年前。
30歳のころワーキングホリデーでオーストラリアに住んでいたときでした。
山での自然の美しさに魅了されたといいます。
「持て余してる男子には、疲れと癒しのバランスがちょうどよかった」
同時に、地元・北海道の素晴らしさにも改めて気づき、「北海道の自然についてももっと知りたい」と思うようになりました。
そして、北海道に帰ってきてからも山へ向かうようになったのだといいます。
「山で食べるものっておいしいじゃないですか。それをみんなにも知ってほしい」
実はここにもオーストラリアでの経験が生きています。
それが、藤原さんがメルボルンで食べていたカップケーキ。
「衝撃の美味しさで忘れられない味になりました」
藤原さんがマフィンにたどり着き、お店作りをする確かなルーツになったのです。
「登山前にここに寄って、マフィンとコーヒーを買えば山おやつが手軽に味わえる。そんな場所があってもいいんじゃないかと思ったんです」
お店は手稲山のふもとにあるという立地の良さもあり、名前を『山といっぷく』に決めました。
このロゴに描かれている山は利尻山。
定番商品の「いっぷくマフィン」にも刻まれています。
稚内出身の藤原さんが、小さいころから見て育った思い出の山。
だけど実は、登ったことはまだないそう!
いやあ…利尻山の登山はきつかったですよお…(笑)
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