【あす25日は記録的な暑さ】札幌の最高気温は33度「風通しの良い服、帽子や日傘で暑さ対策を」　北海道の天気予報＆気象予報士解説／2025年6月24日更新

北海道のあす25日(水)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃（こだま・あきら）気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。

【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気

道内異例の暑さ…その原因は？

背景は24日午後5時ごろの帯広情報カメラ

帯広駅前の温度計、赤いですね。35度まで測れるようですが、将来的には40度くらいまで測れるように改良されるかもしれませんね。

きょう24日（火）も厳しい暑さになりました。午後4時までの最高気温は、最も高くなったオホーツクの津別町で34.4度と全国一暑くなり、道内の今年の最高気温を更新しました。赤枠の小樽や紋別、中標津でも今年初めて30度以上の真夏日になりました。

6月では異例の暑さです。この暑さの原因は、晴れていることが一つですが、もう一つ、大きな原因は上空の強い風「偏西風」です。偏西風が平年より北を流れて、北海道付近を通っています。このため、モンゴルなど大陸で暖められた空気が、北海道にダイレクトに流れ込む状態が続いているため、暑さも続いています。

そして今は、この暖気が強まっているんです。そのため、きょう24日（火）は今年一番の暑さになりました。あす25日（水）も記録的な暑さになりそうです。ちなみに、きょう24日（火）気象台から発表された３か月予報によると、この状態は夏も続くので、今年も猛暑になりそうです。しっかり、暑さ対策をしましょう。