2025.06.24
出かけるなんと言っても、とにかく美しい。
吉沢亮さん演じる立花喜久雄と、横浜流星さん演じる大垣俊介。女形として舞台に上がる2人の姿には、うっとりと見とれてしまいます。
その美しさにたどり着くまでには、痛々しいほどの努力があります。少年時代からの厳しい稽古の様子が描かれていて、どれだけ芸を極めることが険しい道のりなのかが伝わってきます。
そこから大人になるまでの年月を、吉沢亮さんと横浜流星さんは本当に子ども時代から1日も欠かさず歌舞伎に費やしてきたのではないかと思うほど、所作の一つ一つ、表情の一つ一つが美しく、圧倒されました。
白粉を塗り、紅を入れていくシーンから、2人がどんな美しさを見せてくれるのか期待が高まり、1秒も見逃せなくなります。
目に見えるものだけではありません。
息遣い、布のこすれる音。たたみかけるような華やかさの後に、突然の静寂。
映画館で見るからこそ体感できる、息を呑む美しさがありました。
ただ、単に映像的に美しい映画と言うにはもったいない気がします。
壮絶な人生の中にある、人の美しさ、人の苦しさに心を揺さぶられました。
■ 『北海道ソフトクリームラリー2025』171店舗が参加!とろけるしあわせ巡りで豪華賞品が当たるかも?
■【4選】20年以上親しまれる名物ソフトも!小樽市で注目のソフトクリームを、地元編集部がピックアップ! #北海道ソフトクリームラリー2025
パートナーメディア