2025.06.24

出かける

「ずっと見ていたい」飲み込まれるような美しさと、苦しさ 『国宝』は映画館で見てよかった【映画感想】

映画『国宝』 2025年6月6日(金)から全国東宝系にて公開中

気づけばスクリーンから目が離せなくなり、1秒も見逃したくないと思うような作品でした。3時間の長尺にもかかわらず、見終わったときの率直な感想は、「まだ、ずっと見ていたい」。

「映画館で見てよかった」と思う映画『国宝』について、「HBC演劇エンタメ研究会(通称“エンケン”)」のSitakke編集部IKUが、3つのポイントにまとめて感想をお伝えします。

映画『国宝』ストーリー

後に国の宝となる男は、任侠の一門に生まれた。

この世ならざる美しい顔をもつ喜久雄は、抗争によって父を亡くした後、上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎に引き取られ、歌舞伎の世界へ飛び込む。
そこで、半二郎の実の息子として、生まれながらに将来を約束された御曹司・俊介と出会う。
正反対の血筋を受け継ぎ、生い立ちも才能も異なる二人。
ライバルとして互いに高め合い、芸に青春をささげていくのだが、多くの出会いと別れが、運命の歯車を大きく狂わせてゆく...。

誰も見たことのない禁断の「歌舞伎」の世界。
血筋と才能、歓喜と絶望、信頼と裏切り。
もがき苦しむ壮絶な人生の先にある“感涙”と“熱狂”。

何のために芸の世界にしがみつき、激動の時代を生きながら、世界でただ一人の存在“国宝”へと駆けあがるのか?
圧巻のクライマックスが、観る者全ての魂を震わせる―― 。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

この記事のキーワードはこちら

SNSでシェアする

  • X
  • facebook
  • line

編集部ひと押し

あなたへおすすめ

エリアで記事を探す

FOLLOW US

  • X