2025.06.24

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10年来の友だちグループを抜けて…“ちりつも”の違和感に「寿命」 それでももやもやしてしまう【お悩み#88】

あたし、似たところがあって…身に覚えがありまくるわ

6月は「プライド月間」。ご縁をいただけて講演などにも足を運んでいます。

事例として挙げてくれている、予定調整への積極性や丁寧さ。

そのスタンスに差を感じて、それまですんごく仲の良かった人たちに対して「萎えるぜ……」(突然の『ダンダダン』風)と、小さくない負の感情を抱いたこと、あたしにもこないだもあったばかりだし。

そう、お祝い事もさぁ。
それぞれの記念の日に「おめでとう!」というやり取りを、言葉としてであれモノとしてであれ、何がしかのかたちで交わしあえる状態でないと。

どうしても「なんで自分だけこんなに?」って、ストレスを抱えることになったりするわよね。
こちらも、個人的に身に覚えがいくつかあったりします。

ちなみにあたし、狐狸庵さんとちょっと似たところがあって。

グループ行動を意図的に避けてきたわけでは決してないんだけれど、なんとなく「何人かのゆるっとした仲間」的なつながりって、これまであんまり作ってこなかったのよね。

理由としては、シンプルに馴染みがないというか、「自分には向いていないなぁ」ってどこか本能的に感じているところがあったからだと思うの。

お手紙の中にも出てきた、メンバー間での優先度の違いとかさ。
目の当たりにしたことも何度かあったけれど、どうしても「つまらん!このやり方はつまらん!」(大滝秀治の某CM、覚えてる?)って感じてしまって、そういう原理が強く働く集団とは、たとえ同じセクシャリティだったとしても昔から自然と距離を置くようになっていたし。

じぶんごととしてもそうなのですが、何人かで友だちとしてご飯や飲みにきているのに会話もほぼなく、気心知れていない感にじみ出てる集団(いるのよこういう方々、本当に)とかを仕事中にも見てると「この人たち、一体何に時間を費やしていらっしゃるのかしら」って、思わずカウンター越しにしかめっつらしちゃったりするのよね。
バレないようにだけれど。

(なので気心知れている友だち連中とは、動くとしても最大数3人で、が自然と原則になっているかもしれません。4人以上になるとグループっぽさというか、謎の社会性が生まれてくるよね。)

「大人数で集まって」というのが時に楽しいのはわかるし、そういうのが好きな人たちも確実にいて、それを悪いと言いたいわけではないのですが。

狐狸庵さんやあたしよろしく、なかなかそこに馴染めないタイプの人も一定数いて、きっと今回のようなお悩みにぶつかることってままあるんだろうなぁと、改めてこのお手紙を読んで、個人的な確信を得たりしていたところです。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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