2025.06.18

暮らす

幻の給食メニュー「ソフト麺焼きそば」をたどると…意外な真実と挑戦【北海道・苫小牧】

多くの人に「苫小牧焼きそば」を

「スチームコンベクションオーブンを使用して、麺を75℃以上にしてから、野菜と炒めて提供するというところが苦労した点」

10℃以下に保存された麺を、まず、スチームコンベクションオーブンで75℃以上に加熱。

その後、野菜などと炒めることで、加熱の衛生基準をクリア。

給食での提供が可能になったのです。

森梓部長は「多くの方々に『苫小牧やきそば』を食べてもらえるように、日々がんばっていきたい」と話していました。

依頼者によると「思い出の焼きそばはソフト麺ではなかったけど、優しい味で美味しかった」ということです。

実は提供できなくなったものはほかにも…

実は、苫小牧市の学校給食では、一時、こんな物も提供できなくなったそうです。

「フルーツ白玉」や「ヨーグルト和え」、「ゼリー和え」などは、10℃以下に温度管理をする必要があります。

ただ、対応できる冷却設備が苫小牧市には以前なかったため、一時、提供を取り止めたということです。

もちろん、現在は提供を再開しています。

学校の給食も時代ごとに変化しているので、家族で話してみると面白いかもしれません。

文:HBC報道部もんすけ調査隊
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年5月30日)の情報に基づきます。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

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