1996年、大阪・堺市で発生した学校給食を原因とする集団食中毒。
病原性大腸菌O157に9523人が感染し、4人が死亡しました。
再発防止のため、当時の文部省は、翌年(1997年)、給食の衛生管理を強化。
食品の中心温度を75℃で、1分以上加熱することを義務づけました。
ただ、この加熱基準を満たせば、麺はどろどろになってしまうのです。
そのため、多くの学校給食から、焼きそばが姿を消してしまいました。
札幌市も同様の理由で、献立から外しているといいます。
ところが…。
小学生たちが「みそうめぇ」「ホッキ節おいしい」と絶賛の嵐!
実は、いまや幻の給食とも言える”焼きそば”を、復活させた人たちがいたのです。
それが苫小牧総合経済高校のマーケティング部です。
給食には、彼女たちが開発したご当地グルメ『苫小牧やきそば』を提供。
道産小麦「ゆめちから」100%の伸びにくい麺を使用しました。
もちろん、こちらも蒸し麺です。
さらに特産品の”ホッキ節”や地元野菜を使い、味噌味で仕上げています。
森梓部長(17)は「給食に出したことで、子どもたちから親に伝わり、『苫小牧やきそば』のソウルフード化につながると思ったことがきっかけです」
彼女たちは、7年前からお祭りやイベントで”苫小牧やきそば”を販売していて、より多くの人たちに知ってもらうため、給食での提供に挑戦したのです。
それにしても、どうやって基準をクリアしたのでしょうか?
森部長が「苦労した」と話すポイントがありました。
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