2025.06.22

みがく

「芸妓って、どうやって生活しているの?」知られざるお金事情やスケジュール管理まで、裏話をご紹介

お金の面に関して

まずは、日々のお稽古代。全て自分でお月謝を支払い、芸を身につけます。

基本のお稽古は「日本舞踊」と「小唄」「三味線」ですがそれに加えて他のお稽古をしている方もいらっしゃいます。
(ちなみに私は茶道やお笛もお稽古させていただいてます)

お姐さんからよく言われてきたのは「たくさんお稽古をするのはいいことだけど、お稽古倒れもするのよ」ということです。

“芸を身につける”という面ではとても宜しいことなのですが、その分お金も時間もかかります。初めのうちはどのお稽古が自分に合っているのか、色々と試して見極めることも大切ですが、徐々にいくつかに絞って極めていくようにするのも必要になってきますね。

身なりの部分でいいますと、ヘアセット代や着物のクリーニング代など。
着物に関しては入門した時にある程度は揃えましたが、必要なものが出てくれば自分で誂えないといけません。

白塗りに関しては、お化粧品も自分で揃えないといけないですし、
定期的に日本髪かつらのメンテナンスも必要です。

お気に入りの千社札。芸者の“名刺”なので、こちらも自分で誂えます。季節によってデザインを変えますので、常に何種類か用意しています

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

この記事のキーワードはこちら

SNSでシェアする

  • X
  • facebook
  • line

編集部ひと押し

あなたへおすすめ

エリアで記事を探す

FOLLOW US

  • X