家庭用ファックスは?

固定電話と合わせて、かつては多かったのが家庭用のファクシミリ、ファックスです。

1990年頃から普及した家庭用のファックスですが、電話と一体化したものが多かったので、固定電話以上に減ってきています。

2023年に設置している世帯は全体の約27%。

固定電話はいざというときのために残していてもファックスはもう使うことがないと、外してしまうケースも多いようです。

これについてもHBCのスタジオでは意見が続々!

堀キャスターは「数年前は学校の欠席連絡のときに出しましたが、今は学校ともオンラインでのやり取りになっている」。

一方でアンヌ遙香さんは「私はむしろファックスが欲しい。いま使いたい」といいます。

「手書きの原稿とかを送るときに、手書きのものをまず接写して、自分のパソコンに送って、さらにそれをPDF化して…となると、自分の書いたものをさっと送れたらどれだけ楽だろうと思う時があるんですよ」

満島てる子さんは「私自身は使う機会がないんですけれど、色んな属性を持つ人への情報保障という点ではファックスは依然必須ではあるのかなとは思います」とのこと。

LGBTQの活動に関わる中で、例えばろう者のLGBTQコミュニティーもあるので、そうした人たちに情報を届けるためにファックスが必要じゃないかなどと議論したこともあったそうです。

電源を必要としないアナログ電話などは停電でも使えるケースがあります。
災害に強いというメリットもあり、特徴を把握した上で残すかどうか、見極める必要がありそうです。

連載「じぶんごとニュース

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年5月22日)の情報に基づきます。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

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