2025.06.12

出かける

「中に人が入ってる…?」1000円で芸達者な熊たちに出会える寄り道スポット/壮瞥町・昭和新山熊牧場

まだ冬の気配が残る4月のオロフレ峠を下って、壮瞥町にやってきたしろまる。同町は洞爺湖の東側一帯に位置する人口2,300人弱(2025年4月時点)の小さな町ですが、ほかの地域にはない“ある特徴”をもっています。その象徴ともいえる存在がこちら。

昭和18年の噴火以降に元々麦畑だった土地が隆起して山となった「昭和新山」(標高:約400m)です。草木の成長を許さないゴツゴツとした山体と岩肌から立ちのぼる煙は、まさに山が活きている証拠。「ハワイが毎年数cm日本に近づいてきている」と言われてもいまひとつピンときませんが、こうして目の前で大地の躍動を感じると、あらためて自然の力を思い知らされます。

昭和新山の麓は有料駐車場(普通車1日:500円)になっていて、駐車場を中心に土産物店やレストランなどの観光施設が軒を連ねています。すぐ近くには近年も活発な火山活動を続けている有珠山もあり、壮瞥は火山と共存するまちなのです。

特徴的な昭和新山の岩肌。

有珠山へはロープウェイで登れます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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