2025.06.06
深める重い障害や医療的なケアが必要な子どもの中には、大きくなってもおむつが欠かせない人もいます。
こうした半永久的に続くおむつが、家計の負担となっている実情を知ってほしいと支援の活動が始まっています。
連載「じぶんごとニュース」
北海道・恵庭市に住む、7人家族の武田さんです。
5人きょうだいの長女で高校1年の梓希さんは、先天性の染色体異常のため、ひとりで歩くことや食べることなど生活のすべてで介助が必要です。
コミュニケーションも、思うようにはとれません。
母の栄利(えり)さんは「自分が障害ある子を育てること、誰もがそうだと思うんですけど想像していなかった」と話します。
しかし、待望の第一子の妊娠。
「待望の子どもだったので、夫とは、『お嫁に行く可能性というのが少し下がったくらいだね』と話していたんです。ただただ『かわいい』で育ててきた」
武田さんの家のクローゼットには、生後3カ月の赤ちゃん用のおむつに加え、少し大きめのおむつがいっぱいに収納されていました。
梓希さんはトイレも自分1人では出来ないため、おむつを履いています。
「終わりがみえるはずのおむつがずっとだなあって。パンツとかにもしてみるけど、やっぱり意思疎通がなかなか難しい」
1枚100円前後の、新生児用より大きいおむつは毎日3回、多い時で6~7回交換します。
生理のときは、少し交換が多くなったり…女の子ならではの事情もありました。
恵庭市の場合、月8858円を上限とした助成制度もありますが、決められた量販店で購入しなければならないなど制約が多いのが事実です。
武田さん家族は、上限を超えた分のおむつ代に加え「おしりふき」や「尿とりパッド」などを自己負担しています。
少しでも、家計の負担を減らすために…中におむつよりも1枚あたりが安い「尿取りパッド」をしいて、そのパッドを交換するかたちをとっているということです。
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