そして、宇宙ビジネスを巡る動きは、北海道の別のマチでも…。
海を渡ってくるロケットの打ち上げが、間近に迫っていました。
北海道十勝地方の大樹町にある『北海道スペースポート』。
ロケットの発射台を備えた民間の宇宙港です。
現在、大型ロケットに対応した新たな発射場の建設が進んでいます。
完成は2026年9月の予定です。
その『スペースポート』で、小型ロケットの打ち上げが迫っています。
打ち上げを予定しているのは、台湾系のロケットベンチャー『jtSpace(ジェイ・ティー・スペース)』が所有する、全長約11メートルの小型ロケットです。
これまでに何度も大樹町で、ロケットの発射を実施しているインターステラ社のロケット『モモ』と同じサイズ。
台湾には民間の発射場がないため、ロケットは分割して船で運搬。
苫小牧港に陸揚げし、トラックで大樹町まで運ぶ計画です。
『スペースコタン』マーケティングPRグループの伊藤亮太さんは「北海道という場所は、北海道スペースポートを中心に宇宙産業に非常に適した場所」だと話します。
「今後の北海道の主要な産業になっていく、主要な産業にしていきたいと思っている。その可能性を皆さんに感じていただく機会になればいいなと考えている」
『jtSpace(ジェイ・ティー・スペース)』の小型ロケット打ち上げが6月に実現すれば、大樹町では、約4年ぶりとなります。
北海道で挑戦が続く宇宙ビジネス…その動きは、いま活発になっています。
地球の低軌道を周回する人工衛星の打ち上げ数は、右肩上がりのペースで増え続けると予測されています。
現在、宇宙ビジネスの国内市場は4兆円ですが、政府は2030年代の早い時期に8兆円まで倍増させる考えです。
大きな成長が期待できる、宇宙ビジネス。
北海道がその拠点となれば、未来を担う人材が集まり、地域の大きな力になってくれそうです。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年5月2日)の情報に基づきます。
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