2025.06.08

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北海道の廃校に超機密情報が…高性能ロケットエンジン開発へ宇宙ビジネスの最前線

北海道大学から生まれた宇宙ベンチャー企業が、超高性能のエンジン開発を進めています。機密情報が詰まった宇宙ビジネスの最前線、その現場は、廃校になった中学校にありました。

宇宙ビジネスの市場規模は54兆円…北海道も最前線に

空へ向かって飛び立つロケット。
それは、遥かなる宇宙に想いを馳せる壮大なロマン…。
人工衛星を使ったビジネスなど、宇宙産業の市場規模は世界で54兆円にのぼります

今後グングンと伸びていく成長産業だが、ここ北海道の宇宙ビジネスの最前線があるんです。

そこでは、人工衛星を目的の位置に配置したり移動させたり出来る、超高性能エンジンを開発しているといいます。

手に乗るようなサイズの物体が、開発中のエンジンの一部。
しかし、その全体像は極秘のベールに包まれていました。

廃校の中学校校舎が拠点に

超高性能エンジンの開発を進める現場は、北海道空知地方のあるマチにありました。

それが北海道滝川市。
マチの中心部から15分ほど車を走らせると、宇宙ビジネスの開発現場が見えてきました。

廃校になった旧江部乙中学校の旧校舎を拠点に、高性能エンジンの開発を進める『レタラ』。
北海道大学が2020年に認可した、宇宙開発ベンチャーです。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

https://www.hbc.co.jp/news/

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