2025.06.06

出かける

イクラかがやく「三種丼」13席の食堂で52年…もてなす“浜のお母さん”の思い

世界遺産の北海道斜里町ウトロの港に、観光客らに人気の小さな食堂があります。
この食堂を通して知床の今を取材しました。

サケの漬けやイクラがたっぷりのった三種丼。店一番の人気メニューです。

ここはサケの定置網・水揚げが日本一の斜里町。
そのウトロ地区の港に「漁協婦人部食堂」は店を構えて、52年になります。

漁協の女性部6人が切り盛り。人々のお腹を満たしてきました。

食堂の朝は早い。

米を研ぐのは、漁協女性部の部長で食堂の責任者、畠山美佐さん(57)です。

観光客で賑わう大型連休の最終日。

「きょうは多分お米4升(約6キロ)分以上はお客さんが来ると思うので、もう炊いちゃいます」

8時半の開店を前に、外には10人ほどが列を作りました。
開店からわずか5分で13席はいっぱいに。

注文の半分以上は、看板メニューの三種丼。
極上の朝ごはんを口いっぱいにほおばります

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

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