2025.06.16

食べる

「通い続けてもまた来たい」老舗町中華の香ばしくとろりと仕上がったロングセラー

    兄弟で味を守り続ける…桂苑のあんかけ焼きそば

    小樽名物として有名な「あんかけ焼きそば」。
    桂苑ならではの特徴は?

    桂苑2代目店主 初さん:「わりかし野菜たっぷり?特色がないのがうちの特徴かな」

    飽きが来ないよう、昔ながらの味付けを守り続けているんだそう。
    あんかけ焼そば専用の麺はラードで炒め、香ばしく仕上げます。

    豚肉、もやし、人参、白菜などの野菜と、きくらげ、エビなど9種類の具材を炒めます。
    そこに丸鶏・豚肉エキス・野菜を煮込んだスープを入れ、調味料を加えてとろみをつけたらあんかけの完成!

    「あんかけ焼きそば」の誕生には長い歴史があるのだそうで…

    桂苑2代目店主 初さん:「この桂苑の店舗の隣に、チャイニーズレストランロールっていう中国料理店があったんですよね」

    さかのぼること約80年。
    澤田さんの父の満雄(みつお)さんが、太平洋戦争をきっかけに東京から上富良野へ入植。
    その後札幌にある日本料理店で修行を重ね、「チャイニーズレストラン・ロール」のオーナーに声をかけられ小樽で中華料理人としての人生をスタートさせます。

    桂苑2代目店主 初さん:「昭和20年代の半ばくらい。チャイニーズレストランとしての営業はほんの数年間だったと思うのですが…」

    オーナーが亡くなり、父の満雄さんは独立。
    その後、妻の富美子(ふみこ)さんと「中華食堂・桂苑」をオープン。
    東京オリンピックで日本中が沸き立つ、1964年のことでした。

    当時の人気メニューは…?

    桂苑2代目店主 初さん:「焼きそばよりも、野菜ラーメンのしょうゆと塩が人気でね」

    一方で、「チャイニーズレストランロール」や「桂苑」にも創業当初から「炒麺」として、「あんかけ焼きそば」がありました。

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