4年前には、札幌市南区のさっぽろ湖で水遊びをしていた当時小学2年生の男の子が溺れて死亡しました。
7年前には、札幌市の豊平川で男子高校生が川に流されて、命を落としています。
2020年以降に水難事故に遭った高校生以下の子どもの人数は2023年、16人にのぼっています。
水難学会の斎藤秀俊理事は、親子が今回、取水口の近くで釣りをしていたことについて、その危険性をこう指摘しています。
「取水口から吸い込まれるとき、かなり水の速さが速くなったり、地下水路を通るということが起こりうる。背浮きでなんとか息継ぎしていたのに、そこで窒息してしまうこともありえる」
「釣りをするときには取水口の上流では絶対にやらない」
北海道もアウトドアで過ごしやすい季節になりましたが、そんな中の痛ましい事故。
子どもの水難事故と、注意点について改めて詳しくお伝えします。
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