5月、休日に起きた水の事故で、幼い子どもが命を落としました。
水難事故にどう注意すればいいのか、取材しました。
連載「じぶんごとニュース」
北海道上川地方の上富良野町を流れるベベルイ川で、父親と兄の3人で釣りに来ていた4歳の男の子が溺れたと警察に通報がありました。
釣りをしていたという親子。川を見ると、とても深いように感じます。
男の子はその後、近くにある深さ3メートルほどの貯水池で発見されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
ライフジャケットは着用していたということです。
男の子が転落したとみられる上富良野町のベベルイ川は、大雪山系からの雪解け水が流れ込む一級河川です。
親子が釣りをしていた現場のすぐそばには、川から水を引き込む取水口があり、男の子は250メートルほど離れた貯水池で見つかりました。
水に落ちた後、貯水池まで流されたとみられています。
釣り人の間で、さまざまな魚が釣れる名所として知られているという、ベベルイ川。
男の子の父親は警察の聞き取りに対し、「釣りざおを振っていた間に、子どもの姿が見えなくなった」と話しているということです。
北海道内では毎年、川や海での事故が後を絶ちません。
■「堕ろすくらいなら一緒に死のうと…」18歳のSOS 行き場ない妊婦の相談3000件の現実