2025.05.22
暮らす北海道のあす23日(金)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
【この記事の内容】
・ポイント解説
・あすの北海道の天気と気温
・あすからの北海道の週間天気予報
・あすの札幌の朝昼晩の天気
こちらは先週16日(金)の午後4時頃、小樽の朝里海岸から撮影した高島岬の映像です。画面右の岩が形を変え、突然、姿を消しました。
これは遠くの景色が上に伸びたり反転して見えたりする「上位蜃気楼」という現象で、地元では「高島おばけ」とも呼ばれています。
撮影した日本蜃気楼協議会の柴田進(しばたすすむ)さんによりますと、春から初夏にかけて海上の冷たい空気と陸からの暖かい空気の境目で光が屈折することで起こる現象だということです。
蜃気楼って珍しいですよね。16日(金)は小樽でも25度以上の夏日になって、まだ冷たい海との間で温度差が大きくなったんですよね。きょう22日(木)の道内は、地上と上空の温度差が大きくなって、おばけのようにところどころで雨雲がわき立ちました。
きょう22日(木)の午後4時頃は上川や十勝、北見地方など内陸を中心に雨が降っていました。今後は夜にかけても同じようなところ、道東方面を中心に、にわか雨の可能性があります。きょういっぱい落雷や突風、急な強い雨に注意して下さい。