〝冒険〟の行動範囲が、どんどん拡大中の子ギツネちゃんなのでしょうか?
まだ、下半身はキツネ色になりきっていないし、目の色も青っぽく、幼さが残っていてかわいらしいですね。
キタキツネは、通常4〜6匹ほどの子どもを産み、育てますが、無事、オトナにまで成長できるのは、1〜2匹くらいではないかと想像します。
(*もしそうでないとしたら、北海道はキタキツネだらけになってしまいますので)
何事にも積極的で、いつも新しいことに挑戦する活発な子や、それとは逆に巣からなかなか離れようとしない臆病な子など、キツネの子もその性格は様々ですが、活発な子がクルマにひかれてしまったり、臆病だった子が、しばらくぶりに出会ったら立派に成長していたりと、どの子が無事オトナになれるのかは、想像がつきません。
ただ確実に言えるのは、人間から〝餌づけされた子キツネ〟は、夜、クルマのライトに向かって行ってひかれてしまったり、与えられた食べ物のせいで、疥癬(かいせん)という病気になってしまうなど、命を落としてしまう確率がとても高くなります。
もし子ギツネを見つけても、絶対に食べ物を与えないでほしいです。
軽やかですねー、小さい体ですが、生命力にあふれていますね。
ピンと伸びた長いシッポには、バランスをとる以外に、何か意味があるのでしょうか?
ネコが、シッポをピンと伸ばしているときは、うれしいとき。
イヌが喜んでいるときは、尻尾を振りますね。
シマリスも尻尾を振るときがあります。
「モビング」と呼ばれる行動で、尻尾を大きくふくらませて左右に振るのです。
これ実は、喜んでいるのではなく、敵がいることを近くのリスに知らせたり、イライラしている時になどにも見せる行動なのだそう。
とはいえ「きょうの1枚」の、このピンと伸ばしたシッポはおそらく、「きょうはご機嫌だぜ!」って感じに見えるのですがどうでしょう?
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