頬に発疹ができる、いわゆる「リンゴ病」の感染が北海道内で広がっています。妊娠中に感染すると流産などのリスクがあり注意が必要です。
連載「じぶんごとニュース」
「リンゴ病」は正式には「伝染性紅斑」といい、感染すると風邪の症状に加え、頬や手足に赤い発疹ができるのが特徴です。
子どもを中心に感染が広がります。
北海道の発表によりますと、北海道内で1つの医療機関あたりの「リンゴ病」の患者数は5月4日までの1週間で3.1人。
札幌市や小樽市など8か所の保健所で警報基準を超えました。
円山ため小児科の多米淳院長は現在の状況について「過去10年ぐらいで1番多いかなっていう印象です」と話します。
「妊婦さんがこの伝染性紅斑にかかると、赤ちゃんに影響が出る場合があります。流産や死産の原因になることがありますので、やっぱり感染しないということが必要でしょうね」
北海道感染症対策課の担当者は、流行の原因について「はっきりした理由はわからない」としていて、手洗い・うがいなどの感染防止対策の徹底を呼びかけています。
連載「じぶんごとニュース」
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年5月12日)の情報に基づきます。
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