白いジャケットに蝶ネクタイ。まさにオーセンティックバーの大御所バーテンダーという風貌の大巻さんは、御年71歳!
これはますます、初心者は気が引けてしまいますよね。
でも、どこか話しかけたくなる雰囲気をお持ちなのです。
写真のカクテルはイスラデピノス。
『こちらは英語表記だとパイナップルアイランドというカクテルで、パイナップルのスペイン語はピノス、島がイスラなんですよ。スタンダードレシピで作るとあんまり美味しくないから、私がアレンジしてこのスタイルになったんです。』
レシピを教えていただくと、スタンダードにはパイナップルは全く使われていない(笑)
このような何気ない会話のやり取りが、すごくお茶目(人生の大先輩には失礼な表現ですが・汗)
そして楽しい!!
ひょんなことからバーテンダーの世界に飛び込み、50年。ススキノ界隈の酸いも甘いも色々見てきてはいると思うのですが、会話が終始穏やか。それでいて、要所要所に学びの言葉があり、ハッとさせられることも・・・
もちろん他にお客様がいらっしゃる時は、大巻さんを独占してお話しするわけにはいきませんが、カウンター越しに何かを察してくださっているような佇まいなのです。今まであまりなかったタイプのBARかもしれません。
大巻さんがBar Strathislaをオープンさせたのは2014年。その前は、THE NIKKA BARのチーフバーテンダーとしてお勤めでした。
その際、『竹鶴アンバサダー・オブ・ザ・イヤー』も全国20名のうちの一人として、北海道で初めて取得。
ということで、ニッカウヰスキーの品揃えも充実。これらのウイスキーをお目当てにいらっしゃるインバウンドのお客様も少なくないそうです。
オサナイ、普段はウイスキー派なので、カクテルはあまり頼まないのですが、大巻さんが『ここに来たら、“セカモス”は飲んでみて欲しいな。』とおっしゃるので、作っていただきました。
セカモス=モスコミュールなのですが、常連のお客様が、世界一美味しいと言うことで、セカモスになったそうです。
自家製のはちみつ生姜漬け&スパイス、いわゆる自家製ジンジャーエールにウオッカと炭酸を入れて作るのですが、この生姜のカットの仕方のこだわり、そして半分にカットしたライムを搾ってそのまま入れるために大きめの銅製グラスにするなど、ちょっとしたこだわりが、世界一美味しいモスコミュールになるわけです。
グラスの中にも生姜が4~5片入っているのですが、量が多い分、最後まで美味しく味わえるように計算されつくされているのです。
撮影後に飲み干しましたが、通常の2.5杯分くらいの量に感じました!
だけど最後まで飲み飽きしない、甘さ控えめのモスコミュール。まさに“セカモス”でした。
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