2025.05.19

暮らす

DXは身近に…業務に余裕、家族との時間も 時代に合わせて中小企業でも導入進む

世界初の技術“マグロの脂のり”を自動測定

水産業では、こんな技術も開発されています。

富士通などが開発したビンチョウマグロの脂のりをAIが識別する装置です。
これは超音波を使った世界初の技術!

通常は冷凍マグロの尾を切断して、熟練の職人が断面を目視して、脂のりなどを評価しています。

この装置では、超音波の波形をAIが解析することで、マグロを傷つけることなく脂のりを評価することができるんです。

約12秒で自動測定でき、従来に比べて測定時間は約80%短縮されます。
脂のり判定の正解率も従来の手法より向上したということです。

現在、判別できるのは冷凍の「ビンチョウマグロ」のみですが、今後は「キハダマグロ」「カツオ」などに対応魚種を拡大。

さらに、脂のりだけではなく「鮮度」や「身の質」も評価できるようにするということです。

今後さらに人手不足が加速する中、中小企業にとってもDXの導入は避けて通れない課題となっています。

連載「じぶんごとニュース

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年4月21日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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