水産業では、こんな技術も開発されています。
富士通などが開発したビンチョウマグロの脂のりをAIが識別する装置です。
これは超音波を使った世界初の技術!
通常は冷凍マグロの尾を切断して、熟練の職人が断面を目視して、脂のりなどを評価しています。
この装置では、超音波の波形をAIが解析することで、マグロを傷つけることなく脂のりを評価することができるんです。
約12秒で自動測定でき、従来に比べて測定時間は約80%短縮されます。
脂のり判定の正解率も従来の手法より向上したということです。
現在、判別できるのは冷凍の「ビンチョウマグロ」のみですが、今後は「キハダマグロ」「カツオ」などに対応魚種を拡大。
さらに、脂のりだけではなく「鮮度」や「身の質」も評価できるようにするということです。
今後さらに人手不足が加速する中、中小企業にとってもDXの導入は避けて通れない課題となっています。
連載「じぶんごとニュース」
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年4月21日)の情報に基づきます。
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