2025.05.15
深める多くの祝福で迎えられる命の誕生がある一方で、妊娠をきっかけに周囲から孤立してしまう女性たちがいます。
北海道当別町にある民間団体が取り組む、母子支援の現場を取材しました。
連載「じぶんごとニュース」
思いがけない妊娠に直面し、戸惑いのなか、出産という現実に向き合う女性たちがいます。北海道当別町にある民間団体『こどもSOSほっかいどう』。
代表の坂本志麻さん(50)は、小さな命を宿すも、頼る相手を持たず、周囲から孤立する女性たちを支援しています。
坂本さんによる母子支援の活動は、すでに25年になります。
「非通知電話で夜中にかかってきて、もう陣痛が始まっていて…。電話を切ったら、もう連絡が取れないという女性もいますし…。そういう段階で初めてコンタクトが来るかたもいらっしゃいます」
3年前、親が匿名のまま、育てられない子どもを預け入れる、いわゆる“赤ちゃんポスト”も設置。
運営をめぐってさまざまな議論がある中、3,000件を超える相談が全国から寄せられています。
■彼氏からの「報連相」がなくてイライラ…どのように伝えれば意識してくれる?【お悩み#85】