2025.05.08
暮らすラテラは、新たな研究拠点へ踏み出します。
そこは、道内の様々な国立大学や、ベンチャー企業などが集まる「エア・ウォーターの森」です。
農業分野を中心に、産官学が共同で実証実験を行うなど、北海道の社会課題の解決に向けて取り組む”開かれた”イノベーション施設です。
エア・ウォーター北海道事業企画部の棟方裕介リーダーは「北海道の技術革新や農業革新につながるのであれば、我々としてはありがたい」と歓迎します。
その先を目指す”夢”を2人が打ち明けてくれました。
「私たちが狙っているのは、次の万博。2030年、サウジアラビアのリアドで開催が決まっているので、メロンを展示できるような野望を持って出資をしてもらう」
親子が描く未来は、中東の乾燥地帯で新鮮な野菜や、甘みのある北海道原産の果物栽培。
父と子のベンチャーの夢は、日夜、膨らみ続けています。
最新の動きとして、屋内で果物を栽培する道内の農業法人からも声がかかり、本州の大学系の投資会社から出資の話も入ったそうです。
一方で投資会社との交渉も。
モノづくり大国の日本から芽を出した北海道発の農業技術は5年後に実を結ぶのか。
成長に期待していきたいですね。
連載「じぶんごとニュース」
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年4月18日)の情報に基づきます。