2025.04.29
深めるさて、ちゃんさん。
重ねて伝えることになってしまうけれど、あたしは現在シングルの身で、誰かと暮らした経験も無いから(改めてこうやって自分で書くとなんだか涙ちょちょ切れるわ!とほほ!苦笑)。
ここから綴っていくことはどうしても、リアリティのある回答になっていると100%保証できるものではなくなってしまうわけなのですが。
それでも一旦自分なりのアイデアというか、「こういうのやってみたら?」というのをあなたに提示させてもらうことにしようと思うの。
もしよかったら読んでみて、あなたなりに参考にしてみてね。
それでなんだけれど。
あたし実は今回、お手紙をいただいたときに気になっていたことがあったの。
それはね、あなたの「LINEも返信がなくて困ることが多々あります」って文言とかが、ぶっちゃけその例になってくるんだけどさ。
ちゃんさんってきっと、パートナーさんとのきちんとしたコールアンドレスポンス(そのかたちには口頭説明、電話、ほかにもテキストベースの交流など、いろんなやり方があったりするのでしょうが)を、自分のなかで「報連相」って名付けているんだろうなって、あたしはそう感じたの。どうかしら?
この「報連相」ってものの位置付け、あたしはとってもよくわかる。
はっきり「こうしたい」「じゃあこれでどう?」と言い合い、明確なコミュニケーションをともなった上で大事なことを決められる関係性、あたしにとってもやっぱり理想だったりするもの。
でもね、おそらくなんだけれど、一部の人にとってはこれ、わかってもらえない。
だってこの世の中には、自分のことを言葉に落とし込むのが苦手だったり、語りの只中に身を置くことを好まない人が確実にいる。
あなたのパートナーさんがそうだとは言い切れないけれど、こうしたタイプの人にとっては、書くにしろ言うにしろ、そういうやり取り自体がどうやらものぐさで、ときに苦痛に感じてしまうこともあるらしいのよ。
しかも、そのやり取りの先にいる相手のことを好きか否かとは、また別の問題としてね。
だからね、ちゃんさん。
今あなたが相方さんに抱えているストレスを軽くする意味でも。そして、これからの様々な出会いに活かせる考え方を手に入れる意味でも。
もし可能であれば、ぜひ「報連相」の範囲を広げて、物事をとらえてみてはどうかしら。
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