2025.04.25

ゆるむ

【考察】北海道発ドラマ#ミカキン は大人になっても”普通”になれない「変人」同士の話?最終回予想も!HBC制作『三笠のキングと、あと数人』かんそうレポ

「なんじゃこいつら…」と正直ドン引きしたが…

本編 第1話のシーン

そんな2人に観ているこっちも最初は戸惑い、「なんじゃこいつら…」と正直ドン引きしていました。
しかし、1話目の終盤で全てがひっくり返ってしまいました。

アイドルという果てしない夢を目指し、一人、上京を決めた健太。言葉は悪いが、三笠という、辺境のド田舎の町でそんなことを言い出す人間は“普通”とは言い難い。周りは健太のことを「イタいやつ」「勘違い」とバカにしていた…。

しかし、先輩だけは違った。健太の夢をいっさい笑うことなく、旅立つ健太を全力で送り届ける。

「おおお〜〜〜〜〜〜いい!!!健太あああああああああ!!!!!スターになってこいよおおおおおお!!!!!!!お前はやればできる!!!!!!!男だあああああああああああ!!!!!!!!!!!!」

と櫓(やぐら)に乗りながら、両手花火で健太を送り出す先輩の姿に、涙腺がブッ壊れてしまいました。

生粋のクズだと思っていた先輩が突然見せた優しさ。あまりにも不意打ちすぎる。思わず大声で

「せんぱぁあああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」

と奇声をあげてしまいました。非常にヤバい。このシーンだけで俺は2人のことを少し好きになりかけている…

先輩と、健太。この2人の腐れ縁。血こそ繋がっていないが切っても切れない絆で結ばれた兄弟のような関係…そう、このドラマは、大人になっても“普通”になれない「変人」同士の激熱ブラザーフッドストーリーだったのです。

1話をもとに、最終話のラストを勝手に大胆予想!

本編 第1話のシーン

さて、そんな『三笠のキングと、あと数人』(全6話)ですが、今回の記事では「1話を見て今後の展開を予想してください!」とのことなので、今まで何万作ものドラマや映画を鑑賞してきたエンタメ狂の私が、ラストの展開を大胆予想してみました。

きっと、この中に正解があることでしょう。

大胆予想!”ミカキン”ラストはきっとこの中のどれか!

キングにこそなれなかったが、それぞれが自分のやりたい道を見つける青春ラスト。

健太と由紀子が惹かれ合い、それを知った先輩はそっと身を引く胸キュンラスト。

キングになれた先輩が、次は総理大臣を目指す次回作「日本のキングと、あと1億人」へと続くラスト。

キングにはなれなかったが、先輩の生き様に勇気をもらった健太が再びアイドルの道を志す
「先輩は三笠で、俺は東京で暮らそう。ともに生きよう。会いにいくよ。トロッコに乗って…」ジ〇リの某名作風のラスト。

黒ずくめの組織に薬を飲まされ小さくなった先輩が、健太には正体をバラさずに三笠市の平和のため、そして元の身体に戻るため、小学生探偵を始める…某名探偵アニメ風のラスト。

未来から来たロボットである先輩が元の世界に帰ることになってしまい離れ離れになる2人だったが、健太がウソが本当になる道具「ウソ800」を使い「もう二度と会えない」と言うと先輩が帰ってくる、某STAND BY ME 猫型ロボット風のラスト。

全ての苦しみから解放された先輩が皆から「おめでとう」と祝福される、人型兵器に乗る少年少女たちの某新世紀SFアニメ風のラスト。

三笠に降ってきた隕石を先輩が命を賭けて食い止める、某パニック映画風のラスト。

60年後、年老いた健太が当時の出来事を語る、某超大作・豪華客船風のラスト。

キングになれなかった先輩の前に藤原竜也が現れ、まだ見ぬテクノロジーの空を見せてくれる、某ICTシステム開発の企業CM風ラスト。

先輩の払いすぎた過払い金が戻って来る、某法律事務所のCM風のラスト。

申し訳ありません。以上です。

つまり、全6話、この先どうなるのか私にはまったくわかりません。

ただ、どんなラストになろうが最終回が終わる頃には、確実にこの2人のことを大好きになってることでしょう。それだけは分かります。

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HBC制作 Nisshoドラマスペシャル『三笠のキングと、あと数人』(全6話)

放送概要
■番組名:Nisshoドラマスペシャル『三笠のキングと、あと数人』
■放送局 : 北海道放送株式会社(地上波北海道ローカル)
■放送日時: 2025年4月25日(金)午後6:30スタート 毎週(金)全6話
■再放送日時:2025年4月29日(火)午後11:59スタート 毎週(火)全6話
■主 題 歌 : GLAY/「Beautiful like you」
■番 組 HP : https://www.hbc.co.jp/tv/mikakin/

STORY
アイドルを夢見て上京した青年・健太と、地元で何者かになろうとあがき続ける先輩。心にぽっかり空いた穴を埋められずにいる二人が再会し、町の未来を変えようと動き出す。
現代社会での生きづらさを抱えた若者たちが巻き起こす騒動と、波乱に満ちたひと夏の日々をコメディタッチで描いた、魂をゆさぶる青春群像劇。
夢を追って転んでも、笑ってまた立ち上がればいい!小さな町で全力疾走する若者たちの魂の物語が、今ここから始まる ── 。

監督:榊原有佑、門馬直人、針生悠伺
脚本:我人祥太、林青維 原案:田邊馨
出演:高杉真宙、柄本時生 / 森田想、奥野瑛太、黒田大輔、阿部進之介、久保田磨希、柾木玲弥、皇希、しゅはまはるみ、東てる美 / 竹中直人、西岡德馬

文:「かんそう」
編集:Sitakke編集部 ナベ子

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ライター・「かんそう」プロフィール
1989年生まれ。北海道釧路市出身。
2014年から、はてなブログにて個人ブログ「kansou」を運営し記事数は1000超、月間PVは最高240万アクセス、累計PVは5000万アクセス。読者登録数は全はてなブログ内で6位の多さを誇る。その名の通り音楽、ドラマ、映画、ラジオ、漫画、ゲームなどあらゆるカルチャーの「感想」を常軌を逸した表現力で綴っている。

また自身の感情を爆発させた日記も人気で「Mステの知らねぇ高校生がダンスするコーナーどういう気持ちで見りゃいいんだよ」「人生初の飛行機ファーストクラスで天国と地獄を見た」「死ぬほどサウナ入ってるのに一回も整ったことないしむしろ乱れてる」などの記事はX(旧Twitter)で数万リポストされ「Mステ」「ファーストクラス」「サウナ」のワードがトレンド入りを果たすほどの反響があった。
クイック・ジャパン ウェブ、リアルサウンド テックなどの媒体でライター活動を行うほか、TBSラジオで初の冠番組『かんそうの感想フリースタイル』のパーソナリティも務めた。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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