2025.04.25

ゆるむ

【考察】北海道発ドラマ#ミカキン は大人になっても”普通”になれない「変人」同士の話?最終回予想も!HBC制作『三笠のキングと、あと数人』かんそうレポ

はじめまして。「かんそう」と申します。

北海道に生まれ育ち、今もなお札幌に住みながら、ドラマや音楽についての感想を発信するブログ『kansou』やXの運営をしています。そしてカバの歯磨きをして生計を立てています。

kansouのXでは、2015年頃からドラマや音楽についての感想を発信している

HBCテレビ公式Xの中の人から、

北海道・三笠市を舞台にしたオリジナルドラマの感想を、ぜひかんそうさんに書いていただけませんか?忖度なしの、いつものかんそうさんのスタイルで…

と突然の連絡を受け、地元・北海道の発展のため、そして「2代目大泉洋」になるため、ぜひ協力しなければならないと思いました。

そんな私が今回PRするのは、4月25日(金)スタートした連続ドラマ 『三笠のキングと、あと数人』

全6話構成のこの作品。
「まずは1話だけを見た感想と、今後の展開予想もぜひ」とのリクエストを受け、以下にレビューをお届けします。

※1話のネタバレあり!

「あらすじを見ただけじゃ分からない…」謎に包まれたドラマ『三笠のキングと、あと数人』

『三笠のキングと、あと数人』キービジュアル。W主演の柄本時生さん、高杉真宙さん

本作で主演を演じるのは、癖の強い変態を演じさせたら、日本でもトップクラスの演技力を誇る柄本時生と、柔軟剤から生まれてきたのか?と思わせるくらいの柔らかなオーラと清涼感を漂わせる国民の幼馴染み・高杉真宙。

出ただけで名作確定、そんな名俳優2人をメインに据えて作られるドラマが面白くないわけがない。いったい、いったいどんなドラマが…

「アイドルを夢見て上京した青年・健太と、地元で何者かになろうとあがき続ける先輩。 心にぽっかり空いた穴を埋められずにいる二人が再会し、町の未来を変えようと動き出す。 現代社会での生きづらさを抱えた若者たちが巻き起こす騒動と、波乱に満ちたひと夏の日々をコメディタッチで描いた、魂をゆさぶる青春群像劇。 夢を追って転んでも、笑ってまた立ち上がればいい!小さな町で全力疾走する若者たちの魂の物語が、今ここから始まる ── 。」

…?

あらすじを読んでもまったく意味が分からない。

全文読めたのに。つまりどういうことだってばよ?とNARUTOと同じ気持ちになってしまいましたが、要するに急に「市長」になりたくなったヤバい先輩と、それに巻き込まれた後輩のドタバタコメディ。らしい。

―――「俺は三笠の王(キング)になる」

第1話目で、久しぶりに会った後輩にいきなりこんなことを言い出す、どう考えてもまともでない主人公・先輩。そして、その後輩・健太。

もし自分が健太の立場だったら、速攻で先輩の連絡先を全部ブロックして、長万部にでも逃亡するのだが、それをしないのが、健太という男なのです。

野生だとホラ吹かれてトウキビ泥棒させられる、祭りの出店のたこ焼きのタコがなくなった瞬間に勝手に逃亡される、など数々の迷惑を被られながらも、健太は絶対に先輩のことを見捨てない。

なぜなら2人はある意味「似た者同士」だから。先輩が関わっちゃいけないタイプのヤバい人間なのは一目見れば誰しもが分かる一方で、この健太もまともなフリをしているが、先輩とはまったく別のベクトルでヤバい人間だったのです。

本編 第1話のシーン

それが明らかになるのが、先輩が健太を呼び出しキングになるための「伴侶」を手に入れる協力をしろと頼むシーン。

「俺、由紀子と結婚すっから…由紀子の『紀』と王妃の『妃』、字が似てねぇ?俺にぴったりだよなぁ?」

と、いきなり通報レベルのトンデモ発言を放り込んでくる先輩に対し、ホゲーっとした顔で

「ホントだぁ〜」

と返すのです。このヤバさが伝わるでしょうか。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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