50種類以上の総菜に夢中!
おおきストアーで昼食を
手作りの総菜を目当てに、平日には近隣の会社員、週末になると遠方の客や家族連れでにぎわうおおきストアー。毎日のランチに大活躍する、同店の魅力を探りました。
町の小さな商店が総菜で人気を集めるまで
ごく平凡な地域の商店と思いきや、おおきストアーの品ぞろえはひと味違う。常時50〜60種類の総菜や弁当が並び、その多くがスタッフの手作り。しかもこのご時世に、ほとんどの商品が500円以内と良心的な価格設定だから感動を覚えるほど。
開店当初は鮮魚と野菜が主力商品。しかし30年ほど前、近所に大手スーパーができ、客が流れてしまったことが転機となった。生き残りの策として先代社長の大木勲さんと妻の聖子さんが思いついたのが、かねてから人気だった総菜部門の強化。「スーパーで買い物をした客が、その足でうちに立ち寄って総菜を購入してくれた。その姿がヒントになったようです」と話すのは、2代目社長の大木健司さん。その路線変更が、店の個性を決定づけた。
主に帯広地方卸売市場から仕入れた食材を使用しており、中でも刺身や煮つけなどの魚料理がお買い得。客の意見がヒントになることも多いようで、「作ってみてお客さまの反応が良ければ、レギュラー化します」と健司さん。客と店との距離が近いのも、人気商品が生まれる理由のようだ。
北海道帯広市西20条南5丁目1-11
Tel:0155・33・2150
営:8時30分~19時
休:日曜
Instagram:@ookistore