2025.04.13

暮らす

「死んだ方がいい…」帯状ほう疹の合併症 発疹が消えても電気のような痛みが

予防はワクチンで

こうした合併症を含め、帯状ほう疹を予防する手立てのひとつが、ワクチン接種です。

これまでは任意での接種でしたが、国は2025年度から65歳以上を対象に一部費用を負担し、ワクチンの定期接種を始めます。

主な対象者は、その年度に65歳になる人です。

また、今後5年間は経過措置として、70歳・75歳・80歳…100歳までの5歳ごとに対象となります。

101歳以上の方は、最初の年度に限り全員対象です。

ワクチンの種類

ワクチンには2種類があり、どちらかを選んで接種します。

『生ワクチン』ですが、接種回数は1回で、接種後5年の時点で約40%の予防効果が期待できます。病気や治療で免疫が低下している人は接種できません。

『組換えワクチン』は2回の接種で、接種後5年の時点で約90%の予防効果が期待できます。こちらは接種に制限はありません。

自己負担額は、お住まいの市町村により異なりますが、札幌市の場合は生ワクチンで4500円、組換えワクチンで21600円(2回分)です。

札幌市によると、4月1日以降、準備の整った医療機関から接種を始めるので、接種を考えている人は医療機関に問い合わせてほしいということです。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は取材時(2025年3月28日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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