2025.04.13

暮らす

「死んだ方がいい…」帯状ほう疹の合併症 発疹が消えても電気のような痛みが

目や耳に合併症

とよひら公園内科クリニックの藤本晶子院長が、そのつらい症状について教えてくれました。

「顔面に出た人だと、『目が痛い』『頭が痛い』。ウイルスが脳に入って髄膜炎になるケースもあると思いますね」

痛みが残ったり、目や耳に合併症が起きることがあるのです。

この痛みは死んだ方がいい

「夜は本当に寝られないくらい痛かったですね。この痛みは、死んだ方がいいかなと思うくらい」

そう話すのは、合併症になった60代の男性です。
2024年6月に帯状ほう疹を発症。
3か月ほどで発疹はなくなりましたが、今も耐え難い痛みが残っています。

発疹は消えているのに…

「やっぱり今しゃべっていて、痛さがくる。電気が走るという感じ。しゃべると息をするじゃないですか、そのときに肉が動いているので、そうすると痛いですね」

その痛みは「仕事から家に帰ってきたら横になって、ごはんも食べられないくらい」にもなるといいます。

男性は、神経が損傷されたことで痛みが続く『帯状ほう疹後神経痛』と診断されました。

50歳以上で帯状ほう疹を発症した人の2割がなるといわれています。

「『3月いっぱいに治ればいいね』なんて言っていたが、治っていない。まだ痛いです。ひと言で言うと『なるものじゃないよね』って」

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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