今週も インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2025年4月7日〜4月11日ピックアップ分)
パッと見たら、何が何だかわからないかもしれませんねー。
よく見ると、もふもふの毛玉の上に、ちいさなとんがりがあって、これってクチバシ?ってなって、あらら上を見上げているシマエナガか!って…理解するまでにちょっとだけ時間がかかりました。
胸からのどにかけての、このふさふさの羽毛を、そっとなでてみたくなりますねー。
「このアングルというかポーズは初めて見たかも」「この角度は中々見れなくて新鮮!」といった書き込みもいただきました。
シマエナガたちは、早いペアだと、もう巣を作り終え、タマゴを温めているかもしれません。
子育ての季節になると、エサ運びで忙しく、さらにせまい巣の中に出入りしたりするため、自慢の羽毛は痛んでしまうのですが、子育てに一生懸命な姿もまた、〝大家族〟をつくる、シマエナガの魅力でもあります。
「おいしい顔ってどんな顔?」っていうCMをご存じでしょうか?
もう40年以上前のCMで、音楽は小林亜星さん。
出演していた当時5歳の少年は、山本耕史さんでした、懐かしいですねー。(*わからない方、ゴメンなさい)
「きょうの1枚」に選ばせていただいたエゾリスが、なんとも言えない〝おいしい顔〟をしているので、つい話がずれてしまいました。
エゾリスの巣穴ではもう、生まれたばかりの子リスたちが、すやすやと寝息をたてているころですね。
今月下旬くらいには、子リスたちは巣穴から出て来て、ママリスのオッパイ以外の初めての食事として、やわらかに開き始めた若葉を食べることでしょう。
春の森は、おいしいものがいっぱいですから、子リスのきょうだい達は、互いに顔を見合わせて、とびっきりの〝おいしい顔〟をすることでしょう。
2枚連続のお写真を、ご投稿いただきました。
2枚のお写真のシマエナガの表情は全く違いますが、とまっている足もとを見ると、同じ枝の、同じ部分のようなので、この2枚は、ごく短い時間のあいだに撮られたものなのかも知れません。
どちらもかわいらしく、甲乙をつけることは出来ませんねー。
シマエナガは、顔の角度がちょっと変わっただけで、まったく違う表情に見えてしまいます…それがシマエナガにハマってしまう、いわゆる「シマエナガ沼」の理由のひとつでしょう、おそらく。
シマエナガは、1円玉8枚分の重さしかない小さな鳥で、ほとんどジッとしていることがなく、いつもせわしなく動き回っています。
さらに、枝がゴチャゴチャしたようなところが大好き…と、ホント、カメラマン泣かせな存在。
でも、たま〜に、枝の上にちょこんと座って、こちらに向かって微笑んでいる姿を見せて、シマエナガウォッチャーの心をギュッとわしづかみにしたり。
さらには撮るたびにそのかわいらしい表情を次々と変えてみたり。
それはもう〝小悪魔〟以外のナニモノでもありません。
そしてたどり着くのが、おそろしい〝シマエナガ沼〟…、私も、そんな沼にハマっているひとりではありますが。