昭和37年の、札幌南高校で行われた身体検査の様子。
昭和世代には、懐かしい光景が映し出されていました。
背の高さを測っているように見えるこの場面!
測定をしているのは「身長」ではありません。令和さん、コレ知ってますか?
高校3年:「座高?いきなり無くなったよね」「そう、急に」
高校2年:「えっ?マジで初めてみたんだけど」「えっ俺小学校のときやったよ?」「…やってない」「俺、やったやったやった」「やってないっす」
垂直に椅子に腰掛けた時の、お尻から頭までの高さを表す座高。
2014年までは身長・体重と並んで、学校の健康診断で測定されていましたが、現在は行われていません。
なぜなくなったのか、北海道文教大学教授の當瀬先生に聞いてみたところ、座高測定の歴史は、戦前に行われていた、ある検査が関係しているということが分かりました。
北海道文教大学 教授 當瀬先生:「座高が高いということは、内臓が発達しているんじゃないかということで、内臓が発達しているってことは健康で、体も強くなるだろうということで、戦前に、まだ徴兵制があったので、徴兵検査の一つとして“座高”を取り入れていたんです。」
北海道文教大学 教授 當瀬先生:「それで成長期の子供も測定したほうがいいんじゃないかということになって、学校でも測定してたんですけど、実は“座高が高いから内臓が強くなる”っていう根拠がない話ですね。それで結局漫然としてずっと測定してただけになっちゃったんです。」
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