そもそも、なぜ学生服があるのか?
1879年に、学習院で学校としては初めて制服が採用されました。
当時の制服は詰襟でした。
1920年には、京都府京都市の平安高等女学校(現在の平安女学院)で、セーラー服が採用されます。
1940年頃は、男子は「国民服」、女子は「もんぺ」が主流になります。
そして戦後は男子は詰襟、女子はセーラー服が学生服として復活しました。
1960年代後半になると、ブレザーが登場しました。
さらに、1970年代後半には「変形学生服」いわゆる、短ラン、ボンタンやロンスカなどが大流行しました。
1980年代には、ブレザーが制服として多く採用されました。
これは「変形学制服」への対応の意味もあったそう。
2010年代は、パーカーと制服をあわせるスタイルが人気に!
最近ではパーカーを制服にする学校も登場しているんですって!
札幌豊平区で学生服をリユースしている「さくらや」では、店頭に回収ボックスを置いて使わなくなった学生服を寄付してもらい洗濯やボタンの補修などをして販売をしています。
種類やサイズには限りがありますが、新品価格より7割以上安く販売していて、いまの在庫はコロナ禍のものが多く状態も良いということです。
着ていない制服が残っていたら、リユースという選択肢も視野にいれてみるといいかもしれません。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は取材時(2025年3月17日)の情報に基づきます。