2025.04.03

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100歳最高齢のバスケットプレーヤー「私の生きがい」最後の試合まで大活躍で幕

「とてつもなく強靭」決めたフリースロー

そして、家族や仲間が見つめる中での引退試合。
在間さんは、フリースロー専門での出場です。

第1クォーター終了間際、在間さんの出番がやってきますが…
あと一伸びが足りず得点に繋げることはできません。

そして7本目にして初ゴール!
その後は次々とフリースローを沈め、この日9得点の大活躍を見せました。

フリースローをする在間弘さん(100)(提供:レバンガ北海道)

レバンガ北海道の折茂武彦代表が「長くバスケ界隈を率いてくれたことに感謝します」とその姿を称えます。

「正直生きているだけで素晴らしい、そのうえでバスケをやっていてとてつもなく強靭な方だと思う。北海道バスケットボール協会ができる前から競技をしていた方。北海道のバスケの歴史をすべて知っているのは在間先生だけ。北海道も日本にも与えた影響は大きいと思う」

バスケを愛して88年。

在間さんは、たくさんの歓声に包まれながら88年の競技生活に幕を下ろしました。

「私の引退の試合をこんな晴れ晴れしいコートでフリースローをやらせていただき感激でいっぱいです、最高!プレーはできなくてバスケの試合も観に行けないが、テレビでやるときは見るようにしているのでね。そういうことはこれからも続けていきたい」

そして最後にもうひとつ…
この先の楽しみも聞きました。

「自分一人で家を出ることは家族が心配するので、『老いては子に従え』でうちでテレビを見る生活をしたいですね」

文:HBCスポーツ部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は取材時(2025年3月14日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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