2025.03.31

暮らす

きょうで終わる“70年の歴史” 年間3億回利用されたサービス「177」の軌跡を振り返る

はじめは番号バラバラ

天気予報サービスの番号は、1954年9月1日東京で商用試験が始められたときは「一般の電話番号」でした。次いで、同年9月22日には「222」が使われ、名古屋「501」、京都「288」、・・・と順次全国へ拡大されていったものの、地域によって番号はバラバラだったようです。

サービス開始から10年近くたった1964年3月に全国的に「177」に統一されました。
この番号は「イイ テンキニ ナレナレ」という“記憶術”が考案され「177」という番号になったもので、当時は覚えやすいと評判になったようです。

吹き込みから自動音声へ

「177」はサービス開始から1997年頃までは担当者が音声の吹込みをしていました。朝、昼、夕方など予報が新しくなるタイミングだけではなく、警報が出たときや台風が接近している時などは随時新たに吹き込みをできる体制をとっていたようです。

また、当時は177にダイヤルした際に流れる「ピンポンパンポーン」という音も担当者がその都度鉄琴を叩いて音を入れていたようです。

1998年頃からは直接音声を吹き込む時代は終わり、天気予報(晴れ、雨など)は自動でアナウンサーの音声を単語ごとに組み合わせる合成音声に変わっていきました。

気圧配置などの天気概況は担当者が手動で単語や短い文章の音声を組み合わせて作成しており、私自身、過去にこの業務を担当したこともありました。
自分の作成した文章が電話で流れることを思うとはじめは緊張した覚えがあります。

さらに時が進み2019年頃になると、気象情報をもとに全自動で音声ファイルを生成する形式に変わりました。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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