2025.03.31

暮らす

きょうで終わる“70年の歴史” 年間3億回利用されたサービス「177」の軌跡を振り返る

電話で天気予報が聞けるダイヤル「177」はご存じでしょうか?

知りたい地域の市外局番+177をダイヤルすることで、きょうとあすの天気や風、気温などの天気予報を音声で教えてくれるサービスです。

スマートフォンはおろか、インターネットもない時代、いつでも天気予報を聞ける「177」にはお世話になった方も多かったのではないでしょうか?

しかし、昨今は気象情報を確認する手段の多様化や、固定電話の利用が減少していることに伴って「177」は3月末をもってサービスが終了することになりました。

気象予報士の私・篠田勇弥も、HBCウェザーセンターで働き始める前、自動音声入力の業務に携わった経験もあり、思い入れがある番号です。
そこで、サービスが開始した1955年以来、70年の歴史に幕を閉じる「177」について振り返ってみたいと思います。

連載「気象予報士コラム・お天気を味方に

177のはじまり

時は遡り1946年2月、中央気象台(現気象庁)の予報課に「天気相談所」が開設されました。天気相談所は電話で直接気象台の職員に天気について聞くことができるため、開設から年々問い合わせが多くなったようです。

当時、3台あった電話機は、朝から晩まで鳴り続け、対応に苦慮した気象台が関東電気通信局の職員と共にテープレコーダーと電話を直結するシステムを生み出しました。

1954年6月1日の「気象の日」に合わせて、新手の天気相談としてテープでの対応を始めましたが、それでも対応が追い付きませんでした。その後、機械的に案内する方法が検討され、商用試験を経て1955年1月1日に正式に「天気予報サービス」が誕生することになりました。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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