2025.04.02

食べる

缶のフタが閉まりきれないほどの思いを詰めて。函館・anbeloppeのオーダークッキー缶【peeps hakodate】

どの作例をみても、大抵の場合クッキーの種類が驚くほど多い。これは相手の要望ではなく「つくりたい」「喜んでほしい」という気持ちが溢れてしまったケースがほとんどだ。

「だからいつも盛り盛りになってしまうんです(苦笑)」。

今回の取材用につくってもらったオーダークッキー。地元雑誌を毎月制作しているというこちら側の背景を反映させた「函館」がテーマの一品。天満さんのクッキーは保存料は一切使用しておらず、賞味期限は2週間前後。砂糖は控えめにし、素材自体の味を楽しんでもらえるように焼いている。

これまでの作例の数々。中身はもちろんパッケージへの想いは格別だ。

「クッキーを焼く時間も好きですが、包装のデザインを考える時間がもしかすると一番好きかもしれません。これはもう私の好きを詰め込ませていただいてる感覚です」

ちなみに、これまでの価格設定は包装に関わるコストを反映させていなかったという。今年4月からは価格を含めたあらゆる構成を見直し、新たにリセットする予定だ。

anbeloppe(アンベロッペ)
Instagram @anbeloppe

***
Peeps hakodate vol,134 「『函館百名店』~いいものだけを。~」より

peeps hakodate

函館の新しい「好き」が見つかるローカルマガジン。 いまだ開港都市としての名残を色濃く漂わせる函館という街の文化を題材に、その背後にいる人々を主人公に据えた月刊のローカルマガジン。 毎号「読み物であること」にこだわり、読み手の本棚にずっと残り続ける本を目指して編集・制作しています。(無料雑誌・月刊/毎月10日発行)

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