髪の毛や乳房…見た目が変わっても

滝澤さんの活動はもうひとつあります。
その拠点は、北海道がんセンターのアピアランスケアルームです。

ここは、がん治療で見た目が変わっても安心して過ごせるためのケアグッズを揃えていて、実際に触れて確かめることができます。

例えばこちらは乳がん患者のための、パッド。
重みがあって、触り心地もすべすべしています。

滝澤さんが「重みもある程度ないと体のバランスがとりにくくなるんです。下着にこのパッドを入れて使うんですよ」と教えてくれました。

滝澤さんは、自分の経験を生かしてこうしてピア・サポーターとして勤務し、患者の相談に応じています。

「自分だけが誰かに支えられているのではなく、自分も誰かを支えている。それもすごくパワーになる」

当事者どうしが悩みを話し合うことで、それぞれが前向きになれる「ラクシア」の活動。

どんな悩みでも、吐き出せる場所を見つけることが、心の元気につながるかもしれません。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年3月7日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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