2025.03.23

暮らす

「クマに見られる」体験に、あなたは何を感じるのか。『劇場版 クマと民主主義』に抱いた「震えにも近しい感覚」

おわりに

チームSitakkeの幾ちゃんが作った、珠玉のドキュメンタリー。
今回は私なりに、この映画を観て感じ思ったこと、そこから学び得たことなどを書かせてもらいました。

改めてのお知らせとなりますが、この作品が上映される「TBSドキュメンタリー映画祭2025」は、札幌ではシアターキノで開催。
4月5日(土)から11日(金)の期間となりますので、興味のある方はぜひ劇場に足を運んでいただければと思います。

「クマと人の課題」が「人と人との課題」として描き直される瞬間。
どうか皆さんにも、それをぜひ目の当たりにしていただければ幸いです。

『劇場版 クマと民主主義』(東京・札幌限定上映)

あらすじ

クマと人の課題。
その背景に見えてきたのは、人と人の課題だった。

夕食後、外でガラスが割れる音が響いた。窓を覗くと、黒い影が見えた。ヒグマだ。
「家に入ってくるかもしれない…」そんな恐怖の夜が、2か月も続いた。

やっと解決したかに思えたとき、今度は住民が頼ってきたハンターたちの姿が突然消えた。

クマの被害、ハンターの制約、政治の不透明さ。
7年前、北海道の小さな村が直面した課題は、今や全国に広がっている。
村が歩んできた道のりに、クマ対策のヒントがあった。

東京上映

・ヒューマントラストシネマ渋谷(東京都渋谷区渋谷1丁目23−16 ココチビル 7・8F)
・3月30日(日)午後6時半~

札幌上映

・シアターキノ(北海道札幌市中央区南3条西6丁目 南3条グランドビル 2F)
・4月5日(土)午後2時台~(上映後ゲストトークあり:酪農学園大学・佐藤喜和教授×幾島監督)
・4月7日(月)午後6時台~
・4月9日(水)午後6時台~
※詳細な時間は決まり次第、シアターキノホームページ等で発表

チケットなど詳細は、「TBSドキュメンタリー映画祭2025」公式サイトからご確認ください。

左から私、HBCアナウンサー・森結有花、幾島監督。私が出演するHBC「したっけラジオ」(3月23日放送回、後日SitakkeYoutubeで動画も公開)でも、幾島監督をゲストに迎えて、映画の見どころを聞きました

文:満島てる子
オープンリーゲイの女装子。北海道大学文学研究科修了後、「7丁目のパウダールーム」の店長に。 2021年7月よりWEBマガジン「Sitakke」にて読者参加型のお悩み相談コラム【てる子のお悩み相談ルーム】を連載中。お悩みは随時募集しています。

連載「クマさん、ここまでよ」担当:Sitakke編集部IKU
2025年3~4月上映の『劇場版 クマと民主主義』を監督。2018年にHBCに入社し、報道部に配属されてからクマの取材を継続。2021年夏からSitakke編集部。

※掲載の内容は記事執筆時(2025年3月)の情報に基づきます

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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