2025.03.19

出かける

「こんな高橋文哉さん・西野七瀬さん、なかなか見られない…」映画『少年と犬』を見て感じた“希望”

なかなか見られない主演2人の姿

登場人物はそれぞれ、“人生のどん底”と言っても過言ではないほど、つらい経験をします。

©2025映画「少年と犬」製作委員会

決して悪人ではないのに、どうすることもできずに過ちを犯す姿を見ながら、「なんでこんなことになるんだよぉぉ~」と神様を恨みました。

こんなに痛々しい高橋文哉さんも、みじめな気持ちをにじませる西野七瀬さんも、今後、なかなか見られないのではないでしょうか。

©2025映画「少年と犬」製作委員会

そこに“守り神”のごとく現れるのが、多聞です。

どうしようもない状況に立たされたときに、人々が多聞にすがるのですが、「言葉がわかっているのかな?」と思うくらい、弱っているときには優しく寄り添い、迷っているときには真っすぐな視線を向け、背中を押してくれるのです。

©2025映画「少年と犬」製作委員会

私は特に、多聞が西野さん演じる美羽の手をなめるシーンにグッときました。
「大丈夫、大丈夫」と慰めているようで、その優しさが、見ているこちらの心にも沁みました。

私は犬を飼ったことがありません。
それでも多聞の姿がとても頼もしく、愛おしくてたまらなかったです。

言葉なのか、感情なのか、どこかで通じている人間と犬の絆に感動しました。

おそらく犬を飼った経験のある方は、ご自身の経験と重なる部分もあるかもしれませんね。
試写会でも、犬を飼った経験のある方は、帰りのエレベーターでも思い出して泣いていました。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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